1
去年の10月に、函館市入舟町を歩いた際の散策記です。
町の名に舟の文字がつくだけあり、イカ釣り漁船が停泊し潮風が気持ち良くまさに函館といった雰囲気です。
入舟町の範囲はマップのとおりです。

入舟漁港(函館漁港)をはじめとした、海側の地形です。
わかりやすく説明すると地図でいう函館の左端。
4
函館市電の終点である、函館どつく前から歩き始めます。
どつくと書いていますが、函館ドックと会話では使います。
なまりが強いと、はごだでどっぐになるかな。
3
市電の終点なので、上の画像が線路の終わり地点。
驚くほど線路と道路との境目が薄くて、こんなものなんですかといった感じ。
DSC_0099
函館市電の終点、函館どつく前に公園があります。
ただの公園ではなく、とても歴史と関わり深いところで新選組最後の地碑があります。
DSC_0101
また、弁天岬台場跡の看板があります。
弁天台場は、江戸幕府が外国船襲来に備えて建設。
設計は武田斐三郎です。
弁天台場は箱館戦争の舞台の一つとなり、その後明治29年に取り壊され石材の一部は函館漁港の石積防波堤に用いられています。
ちなみに公園の名前は、入舟児童公園というようです。
DSC_0096
函館どつくがあります。
敷地が広いため、よく職員が自転車で移動している光景を目にする事があります。
5.5
函館どつくの人をはじめ、函館市民のの胃袋を満腹にしつづける老舗、満腹食堂が停留所の目の前にあります。
5
すぐ近くには、グーグルマップで「旧川守田商店」と表記されていた場所。
昔の商店といった感じの懐かしき建物です。
6
少し歩き進めると、入舟漁港(函館漁港)です。
この周辺は釣りで、イカが釣れたりハチガラが釣れたりしました。
7
敷地内に、函館港改良工事記念碑があります。
詳細はいつものように看板にてという事で割愛します。
8
漁港内には記念碑がありました。
9
ここは、函館漁港船入澗防波堤です。
石積みの防波堤に、古い灯台が絵になります。
この記事の一番最初の画像では、カモメにモデルになってもらいました。
10
漁港利用規制案内図。
さらに奥へと歩いていきます。
11
休日になると多くの釣り人でにぎわう函館漁港。
12
画像奥は、函館ー大間や青森間のフェリー航路です。
13
最初の、函館市電の函館どつく前に戻ってきました。
今回歩いて思ったことは、カモメの鳴き声を聞きながらイカ釣り漁船が停泊する海を眺めると、やはり海の街、函館といった感じがするなということ。
それと市電は停まっていても走っていても、どこにいても絵になるという事。